まつもと市民芸術館でも始動しました、車いすペイント企画

 信州・まつもと大歌舞伎で大わらわだった七月前半戦。ようやく秋の公演に向かって気持ちも切り替わってきました。そんなわけでスタッフ・ベンダ・ビリリです。本日、車いすのペイントを行ってくださる、中武ひでみつさんに、車いすをお渡ししました。

 中武さんは、当館では2000人もの来館者がある「キッズワールド」のポスター、ちらしを手がけてくださっているイラストレーターさん。日常的にはリンゴやモモを育てていらっしゃるファーマーでもあります。そして、ご本人は趣味とおっしゃいますが、手製の楽器でお仲間とバンド活動も以前はされていらっしゃいました。こちらが中武さんのサイトです。

http://hidemitsu-nakatake.com/

 この楽器は、ウオッシュ・ボード(いわゆる洋風洗濯板)に自らさまざまな鳴り物をくっつけたもの。曲を奏でるというよりは、ベースやらドラムの役割とでもいいましょうか。

 中武さんいわく「イラストレーターとしての活動が、音楽ともかかわる新たなお仕事になってうれしいですね。車いすのペイントなんて初めてですから、始めてみないとわかりませんけど、楽器をつけたりといったこともできそうですね。スタッフ・ベンダ・ビリリの音楽は素晴らしいし、彼らのテンションが上がるようなものにしたいと思います」